【音楽留学】メリットとデメリット
こんにちは、おわさです!
今留学を考えている方の中には、どの留学形式が良いか悩まれている方もいるでしょう。
今日はいろいろな留学の形についてメリット・デメリットを踏まえつつ紹介していきます。
どんな留学形式があるの?
一言で「留学」と言っても、いろいろなパターンがありますが、
まずは学校等に所属して一定期間就学することを前提に考えてみましょう。
交換留学
日本の大学に籍がある状態で、他国の姉妹校や協定校に一定期間のみ留学をする制度です。
(正規に日本の大学に入学して籍があることが第一条件です)
期間は短くて1ゼメスター(3・4ヶ月)〜1年のことが多いようです。費用を抑えられ、手続き等も大半を学校側が行ってくれる点がメリットと言えるでしょう。留学先の学校の特徴や、カリキュラムの内容も事前に把握することができるので、行ってみて思ってたのと違った・・という失敗は少ないです。
ただ、専攻を細かく指定したり、留学先の学校で学位を取得するなどが難しい場合があります。
人数制限がある場合も多いため日頃から努力して成績上位をキープしたり、ある程度の語学力をつけておくのも必要でしょう。
また、交換留学の際には何人かでまとまって同じ学校へ留学することも多くあります。半年間日本人ばかりで固まっていて、他国の友人が全く出来なかったばかりか、語学も上達しなかった。という話もよく耳にします。留学生活で得られる異国の生活や文化の体験や、語学力を向上させるには現地の学生との交流を積極的にしていく必要があります。
メリット
- 日本の学校に籍を置いたまま留学できる
- 手続き等を学校側が手伝ってくれる
- 事前情報を手に入れやすい
- 費用が抑えられる
デメリット
- 日本の学校の成績が良くないと選ばれない
- 学校や専攻の選択肢が狭い
- 留学先で学位等を取ることは難しい
- 日本人の輪を抜けないと、日本と変わらない生活になる
短期留学
3ヶ月〜半年ほどであれば、休学や休職をして日本の学校や会社籍を置いたまま個人で行きたい学校へ留学する人も多いです。
行きたい国や学校、専攻を自由に選べるのがメリットと言えますが、その学校に短期履修プログラムがあるのかを確認する必要があります。
交換留学とは違い、学校への手続きやビザ、住居の手配なども全て自分でする必要があるのでハードルはぐっと上がります。
一人で現地の学校に飛び込み、その場に日本人がいない場合もあるので自力で友達を作ったり、様々な問題を自分自身で解決していかなければいけないので大変です。時には孤独を感じたりするかもしれませんが、その分大きな成長や貴重な経験ができるでしょう。
メリット
- 自由に学校選びができる
- 短期間のため、学校や職場を辞めずに留学できる可能性もある
- 自力で苦労を乗り越える力がつく
デメリット
- 学校探しから、ビザ、住居の手配まで手続きを全て自分でやらなくてはいけない
- 短期履修プログラムがある学校でないと不可能
- 日本人が周りにいない場合も多々ある(孤独)
正規留学(長期)
日本の大学(高校)に進学するのと同じように、海外の学校で学ぶことを選択する人も増えてきました。
早ければ高校進学から留学を選ぶ人もいれば、日本の大学を卒業し、大学院から留学する人もいます。
当然ながら、海外の学校に行く場合も就学予定の課程の前段階の卒業資格がなければ進学は出来ません。
例えば、大学から留学する場合高校を卒業していないと入学資格がないということです。
短期留学と同じように、学校選びから実際に留学を始めるまでの準備は全て自分自身でしなくてはいけませんので、とても労力が必要です。
しかし留学先でカリキュラムを修了すれば学位が取得出来ますし、長期的滞在でしか得られない経験もたくさんあります。
メリット
- 留学先で学位が取得できる。
- 長期滞在によって現地で経験を積む機会が増える
- 学校を自由に選べる
デメリット
- 学校探しや手続きなどの準備が大変
- 長期間日本を離れることになる
留学するタイミングは?若くないと不利?
留学を始める年齢は様々です。
若すぎるということもなければ、遅すぎるということもありません。
高校卒業とともに親元を遠く離れて留学する人もいれば、日本で大学院まで卒業した後に留学をするという人もいます。
年齢や、経験値よりも自分の意志で「留学したい」という気持ちがあるのならば決断はいつでも出来ます。
参考までに、私自身の話を少しさせていただきます。
私は正規で2年間、ポーランドの大学院に留学しました。
留学を決めた当時は24歳。日本の大学を卒業してから2年経っていました。
実際に入学して、同級生になった友達はほとんどが年下です。学部の1年生ともなると、18歳の友達と過ごすことになり、最初は自分が年齢が周りのみんなよりも上なことに引け目を感じていました。
でも、私はすでに日本の大学で4年間勉強してきたことや、卒業後フリーランスで仕事をしてきた経験によって周りの学生とは違う行動が出来ていたと思います。
それは良い評価につながりましたし、自身でも充実した時間を過ごせたという実感がありました。
若いうちから留学すれば、新鮮な感性でよりたくさんのことを素直に吸収したり、いい意味で怖いもの知らずに挑戦をしていくことができるでしょう。
逆に日本で大学を卒業したり仕事をした後に留学した場合は、それまでの経験を生かして時間の使い方をうまく出来たり、生活スキルもあるで勉強に集中して在学中に良い結果を残すこともできると思います。
ただ、はっきりと言えるのは
語学力を身につけてから留学を始めるべき
ということ。
短期にしろ長期にしろ、
行き先の共通語もしくはせめて英語はきちんと話せるようになってから行くことをおすすめします。
留学先では新しい環境での生活、学校での授業や練習などとにかく忙しくて時間はあっという間に過ぎます。
言葉がわからないと授業についていけなくなったりして、時間を無駄にしてしまいます。
英語の勉強はもちろん、行きたい国が決まったらすぐに語学の勉強を始めましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
期間やメインの学籍をどこに置くかなど、留学の仕方はたくさんあります。
この先留学をどの形式でどれくらいの期間行うのか
迷っている方の参考になれば幸いです。